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目下、心血管の不整の危険に関する様々な要因に対しての地中海食が持つプロテクター効果が注目され研究されています。特に脂質代謝、様々なタイプの脂質の摂取と酸化防止物質の摂取についてです。
目的
高齢で健康な、コントロールされた生活習慣を持つ被験者グループに、120gの動物性たんぱく質に代えてハモン・イベリコ・デ・ベジョータといった地中海食に特徴的な食事を120g摂取させることにより脂質代謝のパラメーターの変更が及ぼす影響を調べる。
方法
男性13名、女性8名、合計21名の平均年齢71歳で、高コレステロールでも高血圧でもなく、喫煙者ではない者を対象とし、ある一定の食事と生活習慣を課す。
脂質代謝のパラメーターとして血清中の総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、TG、lp(a)、Apo
A、Apo値を測定した。
実験は6週間ずつの二つの期間に分けられ続けて行われた。実験を開始する前(BD1)、120gの動物性たんぱく質に代えて120gのハモン・イベリコ・デ・ベジョータを摂取した第一期の終わりに(HD)、そして最後は通常の食生活に戻した第二期の終わり(BD2)の三度にわたって測定を行った。
Apo A、Apo B及びlp (a)の測定にはネフェロメータ (Nephelometer Analyzer II; Dade Behring) が使われ、総コレステロール、HDL、TGには酵素法、日立911自動測定機が使用された(Boehringer. Mainnheim.
Germany)。LDL値は算出により求められた。
結果
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| BD1
| HD
| BD2
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| 総コレステロール
| 197±10.9
| 203±10.23
| 195±8.44
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| TG
| 105±8.11
| 91±6.62*
| 101±7.84#
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| HDL-C
| 60±5.62
| 63±5.79
| 58±5.48#
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| LDL-C
| 131±10.82
| 137±10
| 133±8.54
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| APO A
| 133±4.62
| 142±4.63*
| 133±4.05#
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| APO B
| 105±6.82
| 110±6.29*
| 107±5.57
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| LP (a)
| 44±7.91
| 40±7.58*
| 39±6.56
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結果は標準偏差±によって示される;
* 有意差 (p<0.01) vs BD1. # 有意差 vs HD (p<0.01).
結論
地中海食に特徴的なハモン・イベリコ・デ・ベジョータは酸化物質を減少させ酸化防止物質を増大させながら酸化活動に影響を与える。
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